心のメモ

誰かに話すことでもないような考え事はこのブログに収めている。

卒業

 卒業式は中止になり、同窓会も無くなり、卒業式ライブも無くなった。そのため、昨日のライブが学生生活、最後のイベントとなった。春から社会人になるために区切りが欲しかった。しかし、最後のライブを終えても、飲みをどんなにやっても区切りがついたとはまだ思えていない。

 ライブはとっても楽しかった。本当にいい後輩たちに恵まれたなと実感するくらい、いい演奏が出来たんじゃないかなと思う。やっぱり、ステージに立つってめちゃめちゃ良い。笑 ステージに立って、観客がいて、自分の感性を出して演奏する。バンドメンバーと息を合わせて音を鳴らす。本当に貴重で自由なあの時間。これがめちゃめちゃ幸せなことに毎回ライブ後に気付かせられる。またやりたいなぁって。

 サークルに入ったのは2年の春で、はじめはベース志望で入ったが、気づいたらボーカルをやっていた。ほとんどボーカルで、ギタボに憧れを持ち、ローンを組んでギターを買った。たくさんの演奏を通して、下手くそな自分にイライラしながらもなんとか最後までギタボでやってこれた。

 サークルに入るきっかけはたまたま友人と飲んでいた時で、そのきっかけが無ければギターなんて弾いてないし、先輩後輩にも会ってなかった。本当に人と人との繋がりは不思議だ。

 人生を変える出来事もあれば、一生の友達になることだってある。心の支えになることもある。結婚して子供ができるかもしれない。そう考えると、人と出会うことは大変に素敵なことなんだと思う。もちろん、良いことだらけではない。時には自分が被害を被ることだってある。それでも、良い人と巡り合えればね。それだけで人と出会うことの価値はあると考える。

 この卒業ライブでは、上記のことをたくさん考えていた。みんなが卒業おめでとうって言ってくれて、手紙とかももらって、自分はこんなに多くの人と関わってバンドして、1人のサークル員としてこの学生生活を過ごしてきたんだなぁと。多くの時間をサークルの人と過ごしました。たくさんの影響を受けて、たくさんの愛をもらって、たくさん笑わせてくれた。本当にそんな後輩たちには感謝しきれないな。みんなで楽しい思い出が作れて本当に良かった!やっと卒業が実感できた。やっと泣ける。本当にみんなありがとう…またね。