心のメモ

誰かに話すことでもないような考え事はこのブログに収めている。

ELLEGADENとMONOEYS

 大学2年から軽音サークルにやっと入って、音楽をやってきた。高校から軽音部に入りたかったものの、体育会系の学校であり、野球は続けたかったので大学生からとなった。始める機会も独特で、私は1年生の時に学園祭の委員会に務めており、その同級生にバンドをしたい〜的なことを話していたら、じゃあうちのサークルに入りなよと誘っていただいたのがきっかけとなった。

 その中でも、ELLEGARDENMONOEYESコピーバンドは積極的に活動してきた。大学3年の春から始めたのでもう2年弱となる。このバンドは卒業のライブで最後となるためとても名残惜しい。というのは大学を卒業してからも音楽活動を続けていけるのかという不安があるからだ。きっと続けていける環境はなかなかないだろう。そして、もし続けていくとなれば、大学のサークルライブのような受け身の状態ではなく、自分からブッキングしていかなければならない。この環境で果たして音楽活動は続けていくのだろうか・・・??

 それでも音楽はやはり、やっていて楽しいに尽きる。特に、メロディによって体の中の熱が上がっていき、バンド一体となってリズムが合い、呼吸も一体になった時は本当に楽しい。このバンドではそういう熱が感じられた。そういう時は原曲通りではなく自分の感じたままにギターを弾けて、歌詞も忘れないし、メンバーと目があって同じ時間を共有できている感覚がとても嬉しい。この時間がずっと続いて欲しいと思うし、その時の映像は頭に刷り込まれてる。それくらい自由で、ひたすらに演奏に集中して、自分のアイデンティティをさらけ出すことができる時間。この感覚を味わえたことが本当に良かった。そんな上手いわけでもないし、えらいことでもないけどね。

 時間が過ぎるのは本当に早い。人間は忘れる生き物だから。でも、この感覚は自分にずっと刷り込まれてるから、いつかまたバンドやりたくなるんじゃないかな。きっと体を揺らして無我夢中に自分を出して演奏する自分が好きだから、社会人になっても続けるんじゃないかな・・・。

 最後に、何と言ってもこの感覚を味わえるのも曲が重要になってくると思う。本当に細美さんはすごいと思う。曲によって気分だったり風景がメロディで伝わってくる。そして一人の人が影響を受け、かけがえのない経験をすることができた。バンドマンはやっぱりかっこいい。バンドマンはやっぱりすごい。多くの人が影響を受け、自分の経験を豊かにすることができる。人をそうやって幸せにすることができる人って本当にすごい。